ウィンタータイムが始まった!
みなさんこんにちは、
テスト勉強に忙しくて、長い記事を更新する余裕がないのですが、ちょっとタイムリーな話題をお届けしたいと思います。
本日10月27日から【ウィンタータイム】が始まりました!
ウィンタータイムって聞いたことありますか?
サマータイムは聞き覚えありますよね?
夏の日照時間を有効活用するため、時間を1時間早める制度です。
ウィンタータイムとは、それが終わり、通常(?)の時間に戻る期間です。
ヨーロッパでは、2019年は本日10月27日から2020年5月29日までウィンタータイムになります。
基本デジタルの時計で生活している私は、友達から教えられるまで気付いてさえいませんでした😂
いつもより1時間長く寝ていたなんてびっくり😂
ということで、日本との時差も、昨日まで7時間だったのが、今日から8時間になったのでみなさんよろしく😘
スペインのバルセロナでデモに遭遇した話
みなさんこんにちは、
実は今日までスペインのバルセロナにいた私です。
ちゃんとした旅行記はまた書くとして、印象に残った出来事があったので、それについて綴っていきたいと思います。
目次
1.何があった?
10月14日、有名観光地であるグエル公園からバスで駅へ向かう途中、とんでもない渋滞が....。
バスの運転手もキレ気味で、「スペインやばいなー」と思っていたら、渋滞どころではない感じ。
全く動きません。
警察が交通整備をしている様子も見られます。
そのおかげもあって、少し進み、前方をみると、道路の真ん中に30人前後の人影が。
同じバスにいたおばさまによると、ストライキらしい。
道路が完全に閉鎖されています。
結局、警察の整備により、別の道から目的地に行けましたが、衝撃的な出来事でした。
2.今回のストライキの原因
今回のストライキは、カタルーニャ地方の独立運動に関連したものです。
カタルーニャ独立運動の中心人物でもある、元州政府幹部らが禁固刑の判決を受けたことに反対したストライキでした。
詳しいニュースはこちら👇
グエル公園周辺以外に、夜のバルセロナ中心地でも何度もデモを見かけました。
ニュース記事では、警察隊との衝突などもとりあげられていますが、私が見たものは全て平和的なものでした。
道路の閉鎖では、救急車がきた際は、道をあけるなどの場面も見られました。
3.そもそもカタルーニャ独立運動とは?
カタルーニャは、スペインの州の1つです。
(画像引用元:カタルーニャ独立運動 - Wikipedia)
独自の文化や言語を持つことから、「カタルーニャ人」としてのアイデンティティーを持つ人が多いそうです。
お店などでも、「スペイン語+カタルーニャ語」で表記してあるのが多く見かけられました。
このような文化的背景に加え、経済的に発展していることによる税的不公平感という経済問題もあり、スペインから独立しようという動きが始まりました。
運動のきっかけとなったのは、2010年のカタルーニャ自治憲章違憲判決です。
そして、2017年に独立を問う住民投票が行われます。
記憶に新しい方も多いのではないでしょうか?
その住民投票を主導した元州政府幹部の逮捕が、私の遭遇したストライキの原因です。
街中にも、独立を指示するカタルーニャの旗や、黄色のリボンが見られました。
👇目を凝らしてみると、至る所に黄色いリボンが結び付けてあるのがわかるかと思います。
4.みなさんはどう思いますか?
先月、マーチに参加しましたが、実際にストライキに遭遇したのは初めてだった私。
riku-netherlands.hatenablog.com
平和的であったため、恐怖などは感じませんでしたが、記憶に刻まれる出来事でした。
この機会に、カタルーニャ独立問題について色々調べてみましたが、自分の意見はわからないなあというのが正直な気持ちです。
同じ国の中で、違うアイデンティティーを持つことが上手く想像できない...
政治や経済の安定を考えると、「独立する意味なくない?」と思ってしまいますが、そんな簡単に片付けられるものではないということは想像できます。
偶然の遭遇がなければ、全く関心を持っていなかったかもしれません。
でも、アイデンティティと国家というのは、私には関係ないと言うには大きすぎる問題だと思います。
この偶然に感謝して、これからも注目していこうと決意した瞬間でした。
お金持ちの国ルクセンブルクでグルメツアー!
みなさんこんにちは!
先日の記事でも触れましたが、ルクセンブルクに行ってきました!
(👇先日の記事はこちらを参照)
オランダ初トラブルinルクセンブルク(矛盾...) - オランダ留学ブログ
目次
1.ルクセンブルクってどんな国?
ルクセンブルグは、ベルギー、ドイツ、フランスの3国に面する、神奈川県程度の大きさの国です。
複雑な歴史を持っている国でもありますが、ここでは割愛。
私が訪れたルクセンブルク市では、フランス語を見かけることが多く、お店の人もみんなフランス語でした。
ただ、一箇所、ドイツ語かルクセンブルク語らしきものも見かけたので、一応ご紹介👇
電話とテキストメッセージどっちが好きか、タバコの吸殻で投票するというもの。
なんとも斬新な...
私も電話派かなあ。
2.さすがお金持ちの国!バスがタダ?
ルクセンブルクといえば、お金持ちの国として有名🤑🤑🤑
というのも、一人当たりのGDPが世界一!
世界の一人当たりの名目GDP(USドル)ランキング - 世界経済のネタ帳
街を歩いていて、”お金持ち感”を感じることはあまりなかったし、スーパーも「オランダよりは多少高いかな...」程度でした。
でも、ひとつだけ「さすがお金持ち!」と思ったことが...
というのも、公共のバスがタダだったんです!!!!
知らなかった私は、びっくりしましたが、実は、世界で最初に国中の公共交通を無料にした国なんだとか...
CNN.co.jp : ルクセンブルク、公共交通を全て無料へ 渋滞・環境対策
とにかく市内はタダでしたが、こちらのページでは2020年の5月からとなっているので、まだ全国では開始されていないのかも。
Free travel | Ville de Luxembourg
3.ルクセンブルクのフランス料理
そしてなんとも感動だったのが、こちら👇
お昼にいただいたラムチョップ&赤ワインです💕💕💕
親切な通りすがりのマダムに教えてもらった、大衆レストランでしたが、なんとも美味でした💕💕💕
値段はもちろんお高めで、20€ほどでしたが、大大大満足です。
フランスに面しているだけあります!
フランス料理が恋しくなったら、フランスの手前にあるルクセンブルクに行こうと決めた瞬間でした...
4.チョコレートハウスでケーキを堪能
そして、ラムチョップでお腹をパンパンに満たした後に訪れたのがこちら
Chocolate House of Luxembourg | Chocolate House Bonn
チョコレートドリンクで有名なチョコレート屋さんです!!!
こちらの、壁にずらっと並んでいるのが、チョコレートドリンクのもとです。
スプーンの先にチョコがついていて、これをホットミルクに溶かして飲みます。
店内はカフェ兼お店になっていて、他にも色々な種類のかわいいチョコが売っています。
カフェでは、チョコレート以外にも、普通のランチや、ケーキをいただくことができ、私は安定のチーズケーキをセレクト。
食べ終わった頃には、腹二十分目くらいでした😋😋😋
5.一応観光もしたよ
ということで、お腹を満たしたあとは観光へ!
「その古い町並みと要塞群」として世界遺産にも登録されている町並みは、曇りの日でも十分美しかったです。
自転車の貸し出しも行っていたので、サイクリングも楽しめそうです🌟
6.ルクセンブルク観光は1日でも十分楽しめる!
食べ物の紹介がほとんどになってしまいましたが、景観もとっても美しい街でした。
私たちは12:00到着19:00出発という弾丸プランだったのですが、時間があれば、美術館にも行きたかった!
また、中心地から離れたところに、お城や自然が楽しめる観光地があり、宿泊したら、もっと楽しめそう!
小さな国ルクセンブルクの可能性を感じた旅でした😆
オランダ初トラブルinルクセンブルク(矛盾...)
お久しぶりの更新です、
Luxembourg(ルクセンブルク)に行きました。
旅の内容はさておき、
意味不明なトラブルに巻き込まれたので、
ご紹介(?)したいと思います笑
ことの始まりは2週間ほど前に遡ります。
ルクセンブルクへの日帰り旅行を計画していた私たちは、
帰宅のための電車をNSという鉄道会社で予約しました。
Train tickets for international trips by train - Fast & comfortable | NS International
しかし友達の一人はクレジットカードの都合で予約ができず、
当日駅で直接買おうということに。
そして迎えた当日。帰宅の時間。
19:15発の電車でしたが、余裕を持って、18:30ごろ駅に到着。
チケットを買いにカウンターへ行きました。
そこで、私たちが予約したルートを見せて、
(私たち)「これと同じルートのチケットを買いたい」と言うと、
チケットカウンターの男性が怪訝な顔をして言いました。
(男性)「こんなルートはないよ?」
でも私たちはチケットをオンラインで購入済みだと伝えると、
(男性)「ああ!このルートはバスにReplace(置き換え)されました。Busはあと4分で出発です。」
(私たち)「😧😧😧😧?????」
(男性)「とにかくReplaceされたバスがもう出ちゃうから、行ってください。少し待つよう運転手には電話をします。」
(私たち)バス乗り場へダッシュ💨💨💨💨
無事バスには乗れましたが、
(元の予定)
→リエージュ(ベルギー)
→マーストリヒト(オランダ)
だったのが、
(新しいルート)
→Ettelbruck(どこ?)
→Troisvierges(どこ?)
→リエージュ(ベルギー)
→マーストリヒト(オランダ)
びっくりしたのは
-電車がバスに変更になったこと
-変更の連絡がなかったこと
-変更された出発時間が元の出発時間より早いこと
-変更になったら2回も乗り換えが増えたこと
-高速道路を走るバスなのに席がないから立っていたこと
オランダにきてから1ヶ月と1週間。
平和に過ごしていた私に訪れた初めてのトラブルでした。
まあ結局無事に帰れたので、「びっくりしたなー」で済みましたが、
日本ではありえないことがこんなにも当たり前に起こるんですね。
日帰りであっても、旅は慎重に。と学びました。
オランダ最古のポテト屋さんREITZ
みなさんこんにちは、
ここ数日は大学の課題に追われて忙しくしています...
そんな勉強の合間に食べたくなるのが、フライドポテト!
フライドポテトは、お隣の国ベルギーの発祥と言われていますが、ここマーストリヒトでも、とっても美味しいフライドポテトを味わえます💕
ちなみに、フライドポテトはフリッツと呼ばれ、マーストリヒトにはたくさんのフリッツ屋さんがあります。
その中でもオススメなのがこちら!
REITZ(https://www.reitz.nl/)
中心地のマルクト広場にあり、お昼時は列が絶えない人気店です。
そして、REITZは1909年創業の、オランダ最古のフリッツスタンドと言われているのです!!!
こちらがREITZのフリッツ。
3.75€でした!
マヨネーズと食べるのがオランダ流ですが、REITZでは、ケチャップも選べるのでご安心を✨
フリッツはホクホクでいくらでも食べられちゃいます。
マヨネーズも日本のものとは少し違って、クリーミーかつ優しい味わい。
ぜひ、マーストリヒトに来た際はご賞味ください💕
ちなみに、スタンドの奥にはレストランがあり、料理を味わうこともできます。
店舗情報(2019年9月28日現在)
月曜:閉店
火曜・水曜:11:00-19:00(店内着席は18:30まで)
木曜:11:00-21:15(店内着席は20:30まで)
金曜・土曜・日曜:11:00-19:00(店内着席は18:30まで)
https://www.reitz.nl/#section_85
アムステルダムでのんびりしてみた!ー留学生の特権
みなさんこんにちは!
マーストリヒトに暮らす私が、オランダの首都アムステルダムに初旅行してきました!
みなさんご存知の通り、アムステルダムはオランダいち、そして世界でも指折りの観光地です。
ということで、旅行の記録かと思いきや、あんまり何もしてない話しです😅
したことといえば、国立美術館の前の芝生でゴロゴロ。
写真の奥に見えるのが、レンブラントやフェルメール、ゴッホなどの絵が収蔵されているオランダ国立美術館です。
アムステルダムでこんな贅沢な1日を過ごせるのも、留学生の特権ですね〜。
日本から10時間かけて行って、のんびりなんて出来ないですもんね笑
もちろんアムステルダムのちゃんとした紹介は、また後日したいと思います😁
ということで、留学さいこー!という自慢でした✨
オランダでグローバル気候変動マーチに参加してみた!
みなさんこんにちは、
Fridays for Future(未来のための金曜日)という言葉を聞いたことがありますか?
今日は、私が初めて参加したマーチ(デモ)のお話です。
1.グローバル気候変動マーチって?
そもそも、【グロバール気候変動マーチ】というのを聞いたことがない方も多いかもしれません。
これは、グレタ・トゥーンベリというスウェーデン人の少女が2018年の8月に行った、ストライキから始まります。
彼女は、金曜日に授業を休んで、国会議事堂の前で、環境問題に対する抗議を行いました。
この活動がヨーロッパで広まり、気候変動が重視されていないことへの抗議として、学生が金曜日に学校を休んでストライキを行うという動きが起こっています。
このストライキが、【Fridays for Future(未来のための金曜日)】と呼ばれているのです。
このストライキの一部として行われているのが、グローバル気候変動マーチです。
東京でも、私の暮らすマーストリヒトでも、昨日、2019年9月20日にマーチが開催されました。
ヨーロッパでは、この活動のために、欠席が許されている(欠席扱いにならない)学校もあるそうです。
実際に昨日のマーチで、学校の課外活動で参加しているような中学生の団体も見かけました。
2.グレタ・トゥーンベリって何者?
先ほどご紹介したグレタ・トゥーンベリですが、スウェーデンの環境活動家です。
ノーベル平和賞候補にも選ばれるなど、世界に大きな影響を与えています。
ダボス会議で行ったスピーチの動画を掲載しておくので、ぜひご覧ください。
8月末には、国連の気候変動会議への参加のため、ヨットでの大西洋横断も行っています。
これは、二酸化炭素を大量に排出する飛行機を避けるためです。
そして、ニューヨーク到着後は、ホワイトハウス前でのストライキも行いました。
3.マーチでは実際に何をしたの?
マーストリヒトでは、まず広場に集まり、2時間ほどかけて街をマーチしたあと、スピーチなどが行われるというような流れでした。
マーチでは、ボードを掲げたり、太鼓に合わせてコールを叫んだりします。
コールの内容は
What do we want?(私たちが求めるのは?)
-Climate justice.(気候の公平性)
When do we want it?(私たちはいつ求めるの?)
-Now!(今!)
We are unstoppable, another world is possible.
(私たちは止められない、世界は変えられる)
などです。
ボードに書いてることも様々です。
今回見かけたものをいくつかご紹介します!
-Our mother is on fire.(私たちの母なる地球は燃えている)
-There is no Planet B.(地球の代わりはない)
-The oceans are rising so are we!(海面は上昇している。私たちも立ち上がろう!)
-Open your eyes!(目を開けろ!)
-Act Now!(今行動しろ!)
-We need to protect our home.(私たちの家を守るなくてはいけない)
-The Titanic would have no problem in 2019.(タイタニックも2019年だったらなんの問題もないだろうね)
-I'm sure the dinosaurs thought they had time too.(恐竜も滅びるなんて思ってなかったよ)
4.マーチは地球温暖化の解決に繋がるのか?
確かに、街中を叫びながら練り歩いたからって、地球温暖化が解決するとは思えませんよね。
でも、参加者や、マーチを見かけた人が、今までよりも少しだけ地球温暖化について考えるようになったら、少しだけ世界は変わるかもしれない。
5.初めて参加した感想
私は普段、とても環境に配慮した生活をしているわけではありません。
ですが、環境問題には少なからず関心があり、日本にいた頃から、この活動については知っていました。
そして今回は、「抗議したい!」というよりも、「どんなもんか見てみたい」という好奇心から参加してみたというのが正直な気持ちです。
それでも実際に参加してみたことで、環境について調べたり考えたりする良い機会になりました。
日本では、この動きもあまり広まってないですし、学生がデモやマーチに参加するのはあまり一般的ではないように感じます。
でも、私はこの経験を通じて、【とりあえず参加する】ということには大きな意義があると感じました。
参加するのとしないのの大きな違いは、「当事者意識」を持てるかどうかだと思います。
また機会があれば、参加したいです。
そして、大声出しすぎて喉が痛い1日の終わりなのでした。